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ねらいと考え方

トムソーヤクラブの目的を達成するためのひとつの活動(one of them)が、キャンプや自然体験旅行です。

  • キャンプや自然体験旅行は、それ自体が目的ではなく、トムソーヤクラブの目的である「子供たちの健全な育成」を図るための最良の方法であると考えています。
  • キャンプの実施運営にあたる指導者(リーダー)は、その方法を正しく理解し、その目的に向かって計画する力、実行する力を身につけるため、毎月のミーティングと講座、現地宿泊研修などのトレーニングを続けています。

ねらい

参加者である小・中学生には、自然の中での生活体験を提供していきますが、自然の中で生活体験をすることだけが目的ではなく、それらの体験を通して、自分を取り巻く世界とのさまざまな関わりについて“気づき”“理解”してもらうことがねらいです。さらにそのことを通して、関わりの再構築(改善)をうながしたいと考えています。

自然を取り巻く世界との関わり

自分と自然との関わり

自然と人間がどのような関係にあるのか、自然をどう見て、どう考えていくべきか、について理解をうながします。また、単に自然を観察したり動植物の名前を覚えたりするのではなく、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚と五感を使って自然への感性をより高めていくようにします。

あらゆるものが つながっている
わたしたちが(自然という)この命の織物を織ったのではない
わたしたちは そのなかの 一本の糸にすぎないのだ
(シアトル首長「父は空 母は大地~インディアンからの手紙~」パロル舎)

わたしは、子供にとっても、
どのようにして子供を教育すべきか
頭をなやませている親にとっても、
“知る”ことは“感じる”ことの半分も重要でないと固く信じています
(レイチェル・カーソン「センス・オブ・ワンダー」佑学社)

自分と他者との関わり

仲間と協力することや、人への思いやりの心を持つことなどしを通して、人と人との関係や、グループの中での自分の役割と他者の役割について考える機会を提供します。また、両親がいて自分があること、社会の関わりの中でいきていけること(着ている服は、食べているご飯は、エネルギーは・・・)などについても気づきをうながします。

自分と自分との関わり

グループの中での自分について考える機会を提供するのはもちろんのこと、自己挑戦プログラムなどを通して、がんばった自分、苦しいことの耐えた自分、たくさんの人の前できちんと発表できた自分など、いろいろな面を持っている自分自身について、より客観的に見ることができる機会を提供します。

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参加者の動機と期待

トムソーヤクラブ通信2005年春号<通信76号>ふれあいらんどより

2004年夏休みのトムソーヤクラブ村・白州(山梨県)、南牧(群馬県)、とい温泉(静岡県)に参加してくれた小学生、中学生は約500人。
この500人の学年、男女、参加にあたっての動機や期待を分析した結果を案内します。

まず学年ごとの参加者、小学2年生113人(23%)、3年生135人(27%)、4年生117人(24%)、5年生66人(13%)、6年生54人(11%)、中学1~2年生は8人(2%)で、小学校3年生と4年生が、参加者の半分以上を占めています。

参加者の学年比 2004年・コース別

男女別では、男子317人(64%)、女子176人(36%)。白州、南牧、とい温泉とも、男子6割女子4割という、ほぼ同様な結果でした。

参加者の男女比 2004年・コース別

さて、保護者(お母さんやお父さん等)に書いていただく健康カルテの記入欄「参加の動機および活動に対するご希望をおきかせください」をひとりずつ分析した結果は以下のとおりでした。

山や海での自然体験への期待 19%
  • 木や水のにおいや緑の美しさを感じてほしい。
  • 不便なこと手間のかかること虫が身近にいること多少汚いこともあることを体験してほしい。
  • 海を通して自然の大切さなどを学べたら良い。
いっしょにすごす仲間との協力、協調性への期待 15%
  • 共同作業をしながらお互いに助け合う気持ち人を思いやる気持ちを育てていって欲しい。
  • 知らない子供達と寝泊りすることで、相手への思いやりや協力し合うことを学んでほしい。
ひとり旅の経験による自立心、積極性への期待 25%
  • 自己主張ができるようになってほしい。
  • 何事にも自分から積極的に取り組めるよう、知らない人たちの中での生活をあえておくってみる。
  • 自分のことが自分でできるように、子供同士の中で意見をはっきり言えるようになってほしい。
人との出会い、友だちつくりの期待 16%
  • ひとりっこなので友だちづくりができるようにしたい。
  • いろいろな年齢の子や子供同士の触れ合いを多く経験してほしい。
楽しみ、夏休みの思い出つくりの期待 20%
  • いつもゲームばかりなので他の夏休みの思い出を作ってほしい。
  • 小学校最後の夏でもあり思い出を作ってほしいと願い参加させた。
その他(生活体験、野外技術など)の期待 06%
  • 昨年から参加し帰ってくると目がキラキラしておりちょっぴりやせて帰ってくるので今年も参加。
  • ひとりでお泊りをしたことがないので来年の移動教室の練習のつもり。
  • 日常は共働きで遊びを教えたり一緒に楽しむ時間が少ないので伸び伸びした生活を送ってきてほしい。
  • ひとり旅をさせてみたいと思い参加。

小・中学生を「一人旅」におくりだす保護者の期待 2004年・コース別

いかがですか? ここは保護者に書いてもらうので、参加するあなたの希望とはちょっとちがうかもしれません。でも、保護者のひとりひとりは、こんな希望をもって、あなたをトムソーヤクラブに送り出してくれているんだということをぜひ、知っておいてくださいね。

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