あれから10年。

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こんにちは。事務局のひっしーです。
今日は、東日本大震災から10年。あなたはどんなことを思い、考えましたか?

直接、なにかできることは少ないけれど、被災された方々の思いや復興の現状を知り、これからのことを考える良い機会です。

あの時、私は、オフィスで被災し、5時間歩いて自宅まで帰りました。10年前なんてほとんど覚えていないことが多いですが、あの日のことは鮮明に覚えています。日常とかけ離れた経験は強く記憶されるのでしょう。

あれから、キャンプ活動にも防災というキーワードをよく聞くようになりました。私も使っていました。
電気のないテント泊やトイレが遠くにあることなど、当たり前の生活では気づかない不便さを経験しておくことは、いざという時の準備になるからです。
一見、矛盾するような感じですが、
安全で安心して楽しめるキャンプの中で、
危険で不安で苦しい状況にも耐えられる力を育んでいるわけです。

いままでの参加者には、東日本大震災の経験があるので、それらを紐づけることは簡単でした。

でも、これからは、違います。
10年たった今の小学生は、震災を直接知らない子どもたちです。
何を伝えられるのか、ともに考え、これからに備えられるか。

「震災」を追体験はできません。
キャンプという「非日常」の中で、さまざまな気づきを大切にしてもらいたい。

そんなことを思う2021.3.11です。
◇ ひ ◇

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