宮城県登米市東和町(旧)増淵小学校からのレポート

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4月1日、サクラがほころび始めた新橋を出発して東北道をひた走り、宮城県登米(とめ)市増淵小学校に設けられた「RQ市民災害救援センター」の現地本部に到着しました。RQはレスキューの意味を込めた略称で日本エコツーリズムセンターが呼びかけて結成された災害支援ボランティア運動です。ここではトムソーヤクラブの仕事仲間である「くりこま高原自然学校」の佐々木さんが直後から現地入りして支援活動を行っています。3週間休みなしで動いている佐々木さんを応援すること、長きにわたるであろう支援活動のこれからのニーズを自らの目で見ること、そして志津川へのお見舞いを申し上げることをテーマに3日間をすごしてきました。

海沿いの被災地の様子はすでに報道されているとおりです。海が全く見えない内陸の地域でも一面がすっかり流されている箇所があって何故!と驚かせられましたが、川が津波の通り道となって流域の低地をなぎ払ったとのこと。報道からは知ることのできなかった一面でした。

旧増淵小学校の現地本部の活動の様子は写真のとおり。3日間の滞在中。最大で70人余となったボランティアの9割以上は社会人であるオトナでした(大学生は数人、高校生は日曜日に日帰りで3人来ていたようです)。その為、前日のミーティングで各チーム、各人の役割確認をした後は各人の判断でテキパキと役割を全うするというオトナの関係性、オトナの仕事ぶりが機能してたのが印象的でした。<Tomくま>

くりこま高原自然学校ブログ http://blog.canpan.info/master_kkns

RQ市民災害救援センター http://www.ecotourism-center.jp/article.php/reliefe_01

日本アウトドアネットワークブログ http://blog.goo.ne.jp/jon_2008

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