キャンプで出会う危険 その2―ブヨ

キャンプで出会う危険 その2―ブヨ

前回のハチにつづき、早くもシリーズ2回目。どうしてもキャンプ前にお伝えしておきたい厄介なヤツらがいました。
白州や南牧で活動する上で、被害も多く、もっとも注意している虫の一つです。自然大好きな私ですが、何度も痛い目にあっているので、残念ながら好きになれないヤツです。その名を・・・

ブヨ(ブユ・ブトとも呼ばれる)

成虫はゴマ粒ほどの大きさのハエに似た形の血を吸う昆虫です。春から秋にかけて活動する虫ですが、夏は、気温のさがる朝・夕方に活発とされています。足元からはい上がったり飛んだりして、足首やすね、肌の出ている場所にかみつき、そこから血を吸います。
かまれると蚊よりもつよいかゆみを感じ、人によっては、はれあがり、熱をもって、痛みを伴うことがあります。指をかまれたのに手全体がグローブみたいにはれたり、キャンプ後に通院を余儀なくされる場合も。

ではどうすればいいか、
昔からブヨよけには、ハッカが効くと言われています。
虫よけスプレーはディート系も効果があるとされています。
最近では、虫よけ効果のある繊維で作られた服も販売されています。

虫刺され予防の基本は、活発になる時間帯(夕方・明け方)に、肌の露出しないこと。つまりは、長そで、長ズボン、靴下を着ることです。
とくにお子様の場合、長ズボンと靴下の隙間から入ってきて刺されるということがありますので、くるぶしの隠れる長めの靴下、くるぶしまである長ズボンは必須です。

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」「備えあれば患いなし」
血を吸うヤツらも命がけで、100戦全勝というわけにはいきませんが、基本を守れば被害にあう確率は小さくできます。私も対策をしっかりするようになってからは、かまれる回数がグンと減りましたね。

野外での活動は、肌の露出を避ける!虫さされ防止以外にも、転んだ時のケガの防止、火を扱うときのやけど防止、日焼け防止などそのほかの効果もありますので、参考にしてください。熱中症対策としては、厚着させたくないので、薄手で熱のこもらないの素材がオススメです。

◇ ひ ◇

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