今日はアースデイ「身近なものから地球につながろう」

今日はアースデイ「身近なものから地球につながろう」

おはよう、こんにちは、こんばんは。事務局のひっしーです。

今日4月22日は「アースディ」地球について考えよう行動しようの日です。毎年この日前後には国内外で多くの環境イベントや環境保護活動が行われています。残念ながら今年は、感染症拡大防止のために、こうした人が集まる様々な活動は自粛されていますが、いい機会ですから家の中で「地球のこと」について、ちょっと考えてみましょう。

とはいえ、いきなり「地球のこと」を考えると言われても難しいですから、身近なものから。

例えばそう、今、私はコーヒーを飲みながら、この記事を書いています。(写真はイメージです。)
コーヒーとは、コーヒーノキの赤い実から豆を取り出し乾燥させて、焙煎して、粉にして、お湯を注いてろ過した飲み物です。(文字にするとなんだかマズそうだな)
それぞれの品種によって味や香りが違うため、いろんな種類のコーヒー豆を混ぜて使うのが一般的。それがブレンド。
では、この豆はどこから来ているのでしょうか?コーヒーベルトと呼ばれる赤道付近の限られた場所でしか栽培できず、日本ではそのほとんどが輸入されています。
つまり、私が飲んでいるこの一杯には、アフリカとアジアと中米から船に乗ってはるばる旅をしてきた豆からできています。(これ以上詳しく書くと話が脱線しそうなので、この辺にしておきます。気になる人は自分で調べてみよう!)
コーヒーが育つには、適度な温度、降水などの気象と土壌など自然要素が必要です。さらに、コーヒー豆は勝手に動かないから、コーヒーを栽培する人、加工する人、運ぶ人、売る人、たくさんの人の手が加わっているんですね。

加えて、コーヒーを淹れる水は、どこからきているのかな。
ポット、蛇口、浄水場、川、地下水、土、森、雨、雲、海・・・

コーヒーが注がれているこの器は?
陶器。外国製だったはず。となるとどこかの国の粘土からできています。

コーヒーの生産量の多い国は?
コーヒーの消費の多い国は?・・・
(細かく書くとものすごく長くなりそうなので、省略)
手元にある一杯のコーヒーから、一気に世界中の人と自然につながることができました。

あなたもぜひ、手元にあるモノから、つながりをたどる旅に出てみましょう。
今日使った箸や食器、着ている服、手にしているスマホやパソコンはどうでしょう?
地球上のあらゆるモノやヒト、コトとのつながりに気づくことができるはずです。

トムソーヤクラブで行っているキャンプのねらいは、「自分を取り巻く世界とのさまざまな関わりについて“気づき”“理解”“行動”してもらうこと」です。今すぐ、キャンプに行っていろんな体験することはできないけれど、今、家にいながらでも身近なモノから「地球のこと」考えるきっかけになると思います。
そして、つながった人すべてが、新型コロナウィルスの感染拡大と終息にむけて頑張っていると思うと、家にいる寂しさも少しは耐えられるかな。

たき火の前で、コーヒーの飲める日を楽しみに、地球のことに思いをはせるひっしーでした。
◇ ひ ◇

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