トムソーヤクラブ会員の皆様!
103号は手元に届いたかな?今回から紙を飛び出して新コーナーを作っちゃいました。『ビックリ!なるほど!憧れの宇宙技術体験!」の特集をクイズとカラー写真で楽しんでね。
≪ ≪ ≪ 今回のクイズ ≫ ≫ ≫
人工衛星についている金色のシートはどんなものでくっついているのでしょう?
この人工衛星は1997年に打ち上げられ、現在は運用が終了している技術試験衛星「きく7号」(ETS-VII)の模型。「おりひめ・ひこぼし」と言う愛称で、ランデブ・ドッキング技術や宇宙用ロボット技術を修得するために開発・運用された人工衛星だ。
この人工衛星に貼付けられている金色のシートは通信にも書いてあったとおり、断熱シート。気温差が激しい宇宙空間で、人工衛星内の機器を守っているんだ。この金色の断熱シート、他の衛星でも使われていることが多い。でも、一体どんなもので衛星本体とくっついていると思う?ヒントは、身近にあるものだよ。
さぁ、考えている間は、いろんな写真を楽しんでね。
★★★JAXA スペースドーム フォトギャラリー★★★
通信に掲載しきれなかった写真などを紹介するよ!クリックで大きく表示します。
↑ 国際宇宙ステーションにある日本がつくった実験棟「きぼう」の実物大モデル。
↑ 映画の中に出てくる宇宙船の中みたい。あ、これが本物だった!
↑ 宇宙ステーション補給機「こうのとり」これがロケットの先端に入っているなんて、どれだけデカいんだロケット。
↑ 宇宙飛行士養成エリアにある、訓練装置。どうやって訓練するんだろう?
≪ ≪ ≪ クイズの答え ≫ ≫ ≫
答えは『面ファスナー(マジックテープ)』!
服などによく使われている、何度もはったり、はがしたりできるアレ。
この断熱シートを繰り返し使えるようにとめられているんだ。
その理由は二つ。
・宇宙空間には、空気がない、つまり風もない。十分な強度なのだ。
・人工衛星は一度打ち上げると修理できない。
なので、ミスのないよう何度も打ち上げ前に試験を何度も行っているんだ。
試験などの度に、中の機械を調整するので、はったり、はがしたりの繰り返し。
簡単にはったり、はがしたりできる『面ファスナー』が選ばれているんだ。
こんな最先端の宇宙技術にも身近なものが使われているんだね。
今回の特集は楽しんでもらえたかな?
みんなのまわりに宇宙とつながりの深いものが意外とたくさんあるよ。さがしてみよう!
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